上遠野 知佳
Q.1 この仕事を選んだ理由は?
福祉の勉強をしようと思ったのは「自分の親は自分でみたいから」という理由でした。
福祉系の大学に行き、実習を通して施設が姥捨山ではなく「住みたい」と思える場所になったら本人も家族も幸せになれるんじゃないか、世間が思っているより介護の仕事はきついだけじゃなくて、やりがいや喜びもあることを学びました。
認知症の人と実際に関わってみたら、面白かった、興味がわいた。
選ばれる施設をつくってみたいと思った。それがきっかけです。
Q.2 職場のいいところ・やりがいは?
ユニット型の施設なので、ユニットごとに色を出してやりたいことをやれるところ。
10人のご利用者と家族のように親しい仲になれるところ。
行きたい研修に行かせてもらえるところ。
やってみようと思うことを応援してくれる上司がいて、一緒に実践、評価してくれる同僚がいるところ。
Q.3 成長できたことや、今後の目標は?
はじめは介護職として入職し、10人のご利用者と「今後は何を一緒に食べようか」「どこに行こうか」「どうゆうケアが必要か」などを毎日悩みながら、わくわくしながら過ごしていました。
異動のお話をうけて、生活相談員になってからは、本人だけではなくて家族の声を聞いたり、家で暮らす人がどんな道を辿って施設に入ってくるのか、どんなふうに施設で過ごし最期を迎えるのか…その人だけを見ていた環境から全体を把握するようになり、視野が広がりました。
色々な職場の人とも密に関わるようになって、日々勉強させてもらっています。
職場ではなく、一歩引いたところから、家族の想いを大切に、ご利用者がここに来てよかった、ここで生きていきたいと思えるように、私に出来ることはないか検索中です。
悩むことは多いですが、大好きなご利用者の役に立てることがあるなら、やっぱり幸せな仕事だなぁと思います。
Job
ケアマネージャー
Facility
特別養護老人ホーム おおるりの森